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あたまのなかにあるものをないとはよべない    大きな面に好きなことをしていいという状況になったとき、一体どうやってそこを満たすか、満たせるか、胸が高鳴ると同時に途方に暮れる気持ちで、最後まで何をしようか決められなかったが、最終的に、僕の脳内にある幾つかのイメージを組み合わせてみながら目に見える形にしていく素直な作業をすることにした。  ずんずんと闊歩する複数の男性や力強いタイポグラフィ、気持ちよく組まれていくモチーフは、僕の中に映像としてあって、そうしたかっこいいイメージを組み合わせ、1つのかっこいい作品にしたかった。  そして、そういった内側にあるもの、内面的なものの色は何色かといえば、断然赤だと思った。  一旦作業を始めてみれば、面は全く大きくすぎることはなかった。いつかビルの一面に何かを描くことができたとしても、きっと広すぎるということはないのだろうと今は考えている。