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台湾を旅行したときに、その街の美しさはブルーとグリーンとグレイで表せると思った。 ブルーとグリーンとグレイの3色からはいろいろなものを連想することができるだろう。平和な世界では、3色は爆発することなく、調和がとれている。野性的ではなく文化的なのだ。それは公園やプールサイドの一角の風景に例えることができる。  実際に彩色してみたらやはりきれいだった。僕はグレーの部分に住んでいる。グリーンやブルーの世界がグレーの世界を包んでいる。作品の回りには酒などの空瓶に植物を飾った。日々の歓談の声や思い出が世界を包んでいるようにしたかった。  あと1色加えるなら、暖色の灯りの色にしたい。夜に建物から漏れる光のイメージだ。初めの制作計画では、電球にブルーとグリーンとグレイに着色された布のシェードを取り付けて、3色の間接照明をつくりたかったが今回はうまくいかなかったので、いつか作りたい。そして今度それらを取り囲むのは、いろんな料理が並んだ食卓にしたい。